お墓に近い不動産は価格が安くなる?売却時の注意点も解説!

お墓に近い不動産は価格が安くなる?売却時の注意点も解説!

お墓に近い不動産は売却できないのではないかと不安に感じる方もいるのではないでしょうか。
お墓に近い不動産を売却するときには、買主に対してメリット面を訴求することが大切です。
そこで今回は、お墓に近いことが不動産の売却価格に与える影響やメリット・デメリット、売却時の注意点について解説します。

お墓に近いことが不動産の売却価格に与える影響

一般的に、お墓は買主に嫌悪感を与える嫌悪施設のひとつとして見られています。
お墓に近い不動産自体は嫌悪施設には該当しないものの、近くに墓地があることを理由に購入を敬遠する方は一定数いるのが実情です。
そのため、お墓に近い不動産を売却するときには、相場よりも価格を下げなければ買主を見つけられないケースがほとんどです。
またお墓に近い不動産を売却するとき、売主は買主に対して告知義務を負います。
したがって周辺にお墓があることを隠したまま、不動産を売却することはできません。

▼この記事も読まれています
訪問査定を活用して不動産売却を成功させるには?利用するメリットもご紹介

お墓に近い不動産のメリット・デメリット

お墓に近い不動産には洗濯物に線香のにおいが付いたり、お盆の時期に参拝客によって騒がしくなったりするデメリットがあります。
また、墓地の管理体制によってはお供え物を狙ったカラスや野良猫などが集まり、糞害などの被害にあう可能性も否めません。
ただし墓地は比較的地盤が安定した場所に設置される傾向があるため、お墓に近い家の地盤も比較的良好な点はメリットです。
くわえて商業施設や飲食店などと比較すると墓地は静かであり、閑静な住環境を求めている方にとっては最適なエリアといえます。

▼この記事も読まれています
自己破産前に不動産売却はすべき?適切なタイミングをご紹介

お墓に近い不動産を売却するときの注意点

お墓に近い不動産を売却するときの注意点として、告知義務があることが挙げられます。
もしお墓に近いことを隠して売却すると、買主から契約不適合を問われて契約の解除などを請求されかねません。
また、売却価格が相場よりも安くなる点も覚悟する必要があります。
ただし必要以上に値下げをすると損をしかねないため、いくらまでなら許容できるのかを考えておくことが大切です。

▼この記事も読まれています
不動産売却にかかる税金を対策したい!税金の種類と控除について解説

お墓に近いことが不動産の売却価格に与える影響

まとめ

墓地は嫌悪施設のひとつとして敬遠される傾向にあるため、お墓に近い不動産の売却価格は相場よりも安くなりがちです。
お墓に近い不動産には動物の被害にあいやすいなどのデメリットがあるものの、地盤が比較的良好であったり、閑静な住環境が整っていたりする点はメリットです。
お墓に近い不動産を売却するときには告知義務があること、許容できる値下げ幅を考えておくことが注意点として挙げられます。
神戸周辺の不動産売買なら株式会社東洋技研不動産事業部にお任せください。
神戸に根付き50年の当社は、信頼と実績がある不動産会社です。
まずは、お気軽にお問合せください。