一部の不動産にある擁壁とは?売れにくい理由や有効な売却方法も解説!

不動産を手放そうと考えているときは、建物や土地に特殊な条件がないか注意したいところです。
たとえば、一部の不動産にある擁壁は売却の支障になりやすいため、手放したい不動産に見られるときは、有効な売却方法をよく確認しておくことが大事です。
そこで今回は、擁壁とは何か、売れにくい理由、有効な売却方法を解説します。
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む
一部の不動産にある擁壁とは
擁壁とは、傾斜地・高低差のある土地に住宅などを建てたいときに設置する構造物です。
設置の目的は、土地で土砂崩れが起きないようにすることです。
傾斜や高低差の部分に何もしないと、建物の重量や雨などで土地が崩れかねません。
土地を安定的に使用できるよう、傾斜や高低差の部分を固めるために設置したコンクリートブロックなどを、擁壁と呼びます。
がけ条例が定まっている自治体では、擁壁は建物の建築に関わることがあるため注意が必要です。
がけ条例の内容は自治体によって異なりますが、高低差が2m以上におよぶときは、擁壁の設置を義務付けられるケースがあります。
▼この記事も読まれています
訪問査定を活用して不動産売却を成功させるには?利用するメリットもご紹介
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む
擁壁のある不動産が売れにくい理由
擁壁のある不動産が売れにくいのは、まず擁壁が危険な状態となっているケースがあるからです。
危険な擁壁には、設置時に公的な許可を得ていなかったり、構造物にヒビが入っていたりするものが挙げられます。
問題のある擁壁には修繕が必要であり、予想される工事費用に応じた値下げが不可欠です。
このとき、もとから売却価格が安かったり、将来の工事費用が高すぎたりすると、いくら値下げしてもつり合いが取れません。
さらに、擁壁の安全性が確認できない土地では、建て替えが叶わないリスクがあり、買主から購入を避けられてしまいます。
▼この記事も読まれています
自己破産前に不動産売却はすべき?適切なタイミングをご紹介
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む
擁壁のある不動産で有効な売却方法
擁壁のある不動産を売却するときは、まず擁壁の安全性を調べるのが有効です。
売主側で建築士などに依頼し、調査や点検を済ませておけば、買主の懸念を払拭できます。
擁壁に問題があるときは、売主側で補強工事を実施しておきましょう。
補強工事が終わっていれば、不動産全体の印象が良くなり、値下げしてそのまま売り出すときより売れやすくなる可能性があります。
このほかでは、専門業者による買い取りを利用するのがひとつの方法です。
特殊な不動産を扱っている専門業者なら、一般的に売れにくい不動産でも問題なく引き取れることがあります。
▼この記事も読まれています
不動産売却にかかる税金を対策したい!税金の種類と控除について解説
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む

まとめ
擁壁とは、傾斜や高低差の部分を固めて土砂崩れを防ぐための構造物であり、がけ条例が定まっている自治体では建物の建築に関わることがあります。
擁壁のある不動産が売れにくい理由には、擁壁が危険な状態となっているケースがある、将来の工事費用でつり合いが取れないなどが挙げられます。
売却方法としては、売主側で安全性の調査や補強工事を済ませたり、専門業者の買い取りを利用したりするのが有効です。
神戸周辺の不動産売買なら株式会社東洋技研不動産事業部にお任せください。
神戸に根付き50年の当社は、信頼と実績がある不動産会社です。
まずは、お気軽にお問合せください。
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む