不動産買取の流れとは？事前準備・契約前・契約後の3つの観点から解説！

不動産買取とは、不動産買取業者が直接物件を買い取ることで、売主が仲介手数料やなどを支払わずに、スピーディーに売却できる方法です。
しかし、どのように買取を依頼すればいいのか、どんな準備が必要なのか、わからない方も多いでしょう。
そこで今回は、不動産買取の流れについて、わかりやすく解説します。

不動産買取の事前準備

買取価格の査定を依頼する前に、まず必要書類を整えます。
土地やマンションなど、どの不動産かにもよりますが、一般的に不動産の買取に必要な書類は以下の通りです。

●登記済権利証
●固定資産税納付通知書
●境界確認書
●本人確認証
●印鑑証明書
●住民票

書類の準備ができたらすぐに査定依頼を出しても良いですが、時間に余裕があれば買取価格の相場を調べておくとなお良いでしょう。
国土交通大臣指定の不動産流通機構が運営している「レインズ・マーケットインフォメーション」で、不動産の成約価格を調べることができます。
自分の不動産に近い条件の不動産にいくらの値が付いたのか調べてみるのも良いでしょう。

売買契約締結前までの流れ

次に、買取業者に査定依頼をします。
買取査定の方法は、大きく「簡易査定」と「訪問査定」があります。
簡易査定は、物件の築年数、構造、住所、などをウェブサイト上のフォーマットに入力して、おおよその査定額を知る方法です。
訪問査定の場合は、実際にその物件を訪れて、状態を細かく確認したうえで査定額を算出する方法です。
当然、訪問査定のほうが実際の買取額に近い査定額が提示されます。
それから買取条件の詳細を打合せします。
話し合う内容は、買取価格の他に、不用品の引取や、入金の日程などです。
合意すれば、売買契約を締結します。

売買契約締結から契約締結後の流れ

売買契約を締結する際は、契約書の内容をよく確認しましょう。
一度署名捺印してしまうと、あとからおかしいと思っても、変更することは容易ではありません。
売買契約締結の直前には、宅地建物取引士から重要事項の説明があります。
重要事項説明書を読みながら説明してくれるので、少しでも疑問に思ったことは何でも質問して、きちんと理解したうえで契約を締結しましょう。
これにより、不動産の買取が完了します。
そして、買取代金を受け取った後は、確定申告などの手続きを進めます。

まとめ

買取価格の査定を依頼する前に、まず必要書類をそろえます。
次に査定の依頼を出し、詳細な条件を打ち合わせます。
条件に納得したら売買契約の締結に進みます。
契約書にサインをする前に、内容をよく確認しましょう。
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