住宅購入における「オーバーローン」とは?注意点・リスクも解説!

住宅購入における「オーバーローン」とは?注意点・リスクも解説!

オーバーローンとは、住宅ローンの借り入れ額が物件価格を上回る状態のことです。
オーバーローンになると、生活が苦しくなるだけでなく、借金地獄に陥るリスクもあります。
そこで今回は、オーバーローンにならないための注意点と、オーバーローンになった場合の対処法について解説します。

オーバーローンとは

不動産の購入を検討している方にとって、オーバーローンとは住宅ローンの借り入れ額が物件価格を上回る状態を指します。
たとえば、物件価格が3,000万円で、諸費用やリフォーム費用を含む3,500万円の住宅ローンを組む場合、500万円分のオーバーローンが発生します。
また、オーバーローンは諸費用を含めた金額を融資するローンを指すので注意が必要です。
諸費用には、印紙税や登録免許税、不動産取得税などが含まれます。
そして、物件価格や借り入れ人の評価、収入、信用度によって融資の可否や限度額が変動するため、慎重な検討が必要です。
くわえて、オーバーローンを利用する際には、返済能力や将来の収入見通しをしっかり考慮することが重要です。

オーバーローンの状態でローンを組むときの注意点

住宅の購入を検討している方に向けて、オーバーローンの状態でローンを組む際の注意点を解説します。
オーバーローンは、不動産価格を上回る借り入れ金額の状態で、ローンの種類ではありません。
そして、何らかの事情で購入した住宅を手放すとなれば、売却価格に注意が必要です。
ローン残高を上回る売却価格を設定しなければ、返済に追われることになるでしょう。
また、金利や返済期間の増加により、返済負担が重くなることも懸念されます。
さらに、審査が厳しく融資が受けられない場合もあるでしょう。

オーバーローンのリスク

住宅の購入を検討中の方にとって、オーバーローンのリスクを把握することは重要です。
まず、売却時にローン残高を完済できない可能性があります。
そのため、物件価値の下落に備え、頭金を多めに用意しましょう。
次に、財産分与時にローン負担が増加する可能性があります。
返済期間を短縮したり、固定金利型のローンを検討すると良いです。
最後に、金利変動や収入減などで返済が困難になる可能性もあります。
収支を見直し、返済能力に余裕を持つのがおすすめです。

オーバーローンのリスク

まとめ

オーバーローンとは、住宅ローンの借り入れ額が物件価格を上回る状態のことです。
オーバーローンには、多くの注意点とリスクがあります。
たとえば、ローン残高を上回る売却価格を設定しなければ、返済に追われるでしょう。
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